悪魔城ドラキュラ 蒼月の十字架感想
ユリウスモードno.4(改訂版)

今回は、デスからラスボスの魔王蒼真まで。

これは……凄く……苦労しました……。もう、もう一度戦って勝てるか?と聞かれたら答えはNOです。 次は多分無理。正直、今でもなんで勝てたのか分からない。つか、デスと戦う前に10くらいレベル上げ したし。……結局あんまり意味なかったけど。ちなみに、ここでは第一形態のときはヨーコ、第二形態の時は アルカードを使いました。ヨーコ使ってた時はまたしてもブルースプラッシュ連発。芸が無いと言われそうですが、 ユリウスは火力のでかい技は硬直時間多いし、アルカードはスライディング使えないから、デス第一形態の鎌振り回し (凄く低い位置で振り回してくるんですわこれ。スライディング以外で避けようとしたら、多分かなり辛い。)を避け きれないし。と言う訳で、最初はヨーコ使ってました。ただ、第二形態になった後はデスが「巨大ドクロで 挟み撃ち攻撃」をしてきます。これを避けるにはスライディングより空を飛んだ方が早いです。なので 第二形態はコウモリになれるアルカードの方が対処しやすかったです。通常攻撃の硬直時間も少ないし。 けど、デスを倒せたのはやっぱり運の要素が強かった気がする。

つか、ヨーコってゲーム終盤になってMPが多くなるととんでもなく使い勝手よくなりますね。ホーリー フレイムはMP消費少ないわりに威力高いし、ブルースプラッシュは弾数多くて攻撃力抜群だし、ホーリー ライトニングはMP消費こそ多いものの、追尾性があるから凄く使いやすい。しかもやっぱり威力高いし。

しかし、主役のユリウスよりヨーコやアルカードの方が使いやすいってどういう事よ?良いのか?これって。

こいつも、凄く苦労しました。と、言いたいとこですが、実はあんまり苦労してません。ゲームオーバー になったのも4回くらいです。(多いよ!と思う方も居るかもしれませんが、私的には少ない方。 デスとかアグニなんか10回以上は死んでたし。)というのも、こいつは殆ど運で倒してしまったから。 というのも、運良く避けやすい攻撃ばかりして来てくれて、運良く攻撃がうまく当たってくれて、ほぼ勝手に倒れてくれたんです。

ちなみに倒したときのこちらの残りHPは1でした。マジで。自分で言うのもなんですが、 こんなのぶっちゃけありえない。今でも信じられない。つか、こいつはデス以上に再度倒すのは無理な気がする…。

いよいよラスボス、魔王化した蒼真です。暁月のバッドエンド2でもそうでしたが、ワイン(もしかして 中身は血?)グラス持っています。

…なんか、本編ではドラキュラの生まれ変わりって感じ全くしない、むしろちょっと(良い意味で) アホっぽかったのに、なんかもう、そんなの見る影もありません(泣)。ここで、アルカード加入時以降 全くなかったイベントが発生します。しかも、それぞれ違うセリフを喋ります。うーん、凝ってるなあ。 で、内容はといいますと、

……なんか、アルカードだけ異様に台詞長いような。ま、いいか。

こちらが喋った後、蒼真は持ってたグラスを床に投げ、立ち上がってエコーの聞いた声で(これがまた とんでもなく低い声なんですわ。)「来るが良い……○○」と喋ります。○○の部分には、それぞれ現在 操作しているキャラの名前が入ります。

まあ、そんなこんなでイベントの後、戦闘開始です。

で、実はこのイベントとエンディング含めた、イベントに関する感想と言うか考察というかいやむしろ妄想 といった方が正しいんじゃないかここまでくると、って感じのものを書いてみたのですが……。なんだか とんでもなく長くなってしまったので、それに関しては別ページで公開しています。

こちら→ユリウス編ラストバトル考察

という訳で、こちらは戦闘の感想のみを書いて行こうと思います。

魔王蒼真は、第一形態と第二形態があるのですが、どちらもタクティカルソウルを使って攻撃して きます。まず第一形態ではギャイボン(使い魔タイプのソウル。ギャイボンが突進して来る)とGアクス アーマー(バカでかい斧を振り回すソウル)を使ってきます。(あと瞬間移動を使ってきますが、これは タクティカルソウルではなくドラキュラの力です。)ただ、この第一形態はそれほど動きは速くないし、 物凄く攻撃パターンが読みやすいので、多分そう苦労せずに第一形態はクリア出来ると思います。 ちなみに、この第一形態はユリウスの鞭オンリーで攻略しました。(ユリウスの鞭が一番リーチ長いので 安全かつ確実に攻撃しやすい。)ちなみに、サブウェポンは後に控えてる第二形態との戦闘のためにMPを 温存しておくためにもなるべく使わない方が良いです。というか、それ以前に使わなくても楽々倒す事が 可能です。

で、第一形態を倒すと蒼真が巨大化します。でも、なんかあまりかっこ良くないです。縮小したら、 多分そこらの雑魚と変わらないんじゃないか?って感じの出で立ちです。って、そういえば彼(ドラキュラ) って月下のオープニング(血の輪廻ファイナルステージ)でも同じような格好に変身してた気が……。 ううん、なんかなあ……。もしかして、ドラキュラってその辺りのセンスわる(ry のか?

まあ、それはおいとくとして。第二形態になると、使うタクティカルソウルも変化します。 アグニ(炎が地面を走る)、ハーピー(使い魔タイプのソウル。羽を飛ばして来る)、アバドン(第二形態の蒼真がイナゴの 大群を吐き出して来る)、ラルヴァ(芋虫みたいのが画面を飛び回る)です。ちなみに、この中のラルヴァ は私は持ってなかったので、「こ…こんなのあったのね」って感じでした。

で、この第二形態なのですが、パターン掴めないうちは凄く大変でした。HPが高くて必然的に長期戦に追い込まれるし、 壁際に追いつめられると攻撃避けるのが物凄く困難になるし。私は、パターンを掴む事出来ないうちはかなりの 回数ゲームオーバーになりました。

ですが、パターンを掴んでしまうととたんに激弱なラスボスに変化してしまいます。なんというか、 使用前・使用後って感じでした。私は物凄く下手だからパターン掴むまでにかなりの時間を要したけど、 うまい人なら4、5回戦えばまずパターンを掴む事が出来ると思う。そのくらい、パターン単純です。 つか、今思うとなんでパターン掴むのにあんなに時間かかったんだろう……。

とりあえず第二形態は攻撃の硬直時間も隙も少なく、コウモリに変身出来る(空を飛べるので、壁際に 追いつめられた時に容易に回避が出来るから)アルカードで挑むのが良いと思います。つか、アルカード 以外で倒そうとすると多分かなり苦労すると思います。ユリウスは通常攻撃の硬直時間が大きいし、ヨーコ は通常攻撃はリーチ短すぎ、魔法はMPを食うのでどうしても長期戦になりがちなこの戦いでは圧倒的 不利。そして最大の理由としては二人とも空を飛べないので、壁際に追いつめられた時に十分な対処が 出来ないと言う問題が。なので、ラスボス第二形態戦ではアルカードを使うのがベストだと思います。

そして、蒼真を倒すとエンディングになります。これが、「三人(アルカードはなぜか有角の姿に なってる)が崩れ落ちる悪魔城を見つめている」だけ。セリフは一切無しというものでした。ちょっと 寂しい…。で、それが終わるとすぐスタッフロールに移ります。スタッフロールは、ユリウス、ヨーコ、 アルカードの三人がスクロールしてくるものです。音楽は本編エンドのスタッフロールで使われてたものと 同じです。

と言う訳で、ユリウス編の感想は終わりです。それにしても、ユリウス編はゴリ押しが効かないから本当 に大変でした。だけど、その分プレイして行くうちに自分がだんだん上手くなって行くのが分かるのが 凄く楽しかったし、蒼真編とは全然違う気分でプレイ出来たから凄くお得感があった。つか、これをおまけ にしておくのは本当にもったいないよ……。もうちょっと手を加えて出し直せば、十分単独ソフトとして 売れるって。うん。

とにかく、「蒼真編はクリアしたけど、ユリウス編はめんどくさいから良いや」って人が居たら、 今すぐNDS起動してプレイするのがおすすめ。本編よりも緊張感あって凄く楽しいから。 つか、ユリウスモードやらなかったら、このゲームの楽しみのうちの半分を体験してないってことだと思います。 そう思うくらい面白いので、まだ体験してない方はぜひやってみて下さい。