悪魔城ドラキュラ 闇の呪印感想no.8(改訂版)

今回はアイオローン遺跡です。やっぱりこの辺りまで来ると敵もかなり強くなりますね。でも、 それ以外はいつも通り平坦な道のりでした。仕掛けとか構造で特に迷うとこは無かったです。 あと、マップに最初から描き込まれていない方向に進むと、廃城への通路と、ぶーぶークッションと 古代文字の書かれた部屋と革張りの椅子のある部屋に行けます。ちなみに、古代文字は妖精タイプのIDの ティラミスが覚える「解読」で読む事が可能です。

つうことで、ダンジョンの感想は終わりです。え?短い?だって、他には特にこれと言って書く事 無いし……。

という事で、最奥部の部屋まで行くとアイザックとラルフが戦ってます。この二人戦いの途中で会話を 始めるんですが、この時アイザックはラルフの事を「まぐれでもドラキュラ様を倒しただけの事はある」 と評します。……まぐれって失礼な。こうして二人が戦ってるとき、ヘクターが部屋に乱入。さすがに 二人を相手に戦うのは不利と判断したのか、アイザックは「"必要な物"は手に入ったし、ここは一旦 引かせてもらう」と言ってその場から消えてしまいます。

ヘクターが乱入した事で、アイザックがその場から離れたのを見てラルフはやっと「ヘクターと アイザックは敵同士」と認識します。……まだヘクターの事疑ってたんか……。まあ、仕方ないですかね。 宿敵のドラキュラに仕えてたとあれば、「今は敵同士と言いながら、実はグルなんじゃないか」と 考えるのは自然な事です。こうして、「ヘクター、アイザックとグル疑惑」は晴れた訳ですが、それでも 「邪魔はするな!ドラキュラを倒すのはこの俺だ!」と言い張ります。あーもー。こういうときはさあ、 やっぱ共闘するべきでしょ……。でも、「元ドラキュラの配下」と一緒に戦うのはどうしても嫌なようで。 また、ヘクターも恋人のロザリーやジュリアの事があるのか、一人でアイザックを倒したいみたいです。 と言う訳で、ヘクターとラルフはここでひとまずお別れ。

と、ここで話は変わりますが最近ヘクターってロザリーの事を思い出したり、会話の端に出したり しないんですよね。最後にロザリーの事が出て来たのは、ガリバルディ大聖堂でのサンジェルマンとの 会話。って、大分昔じゃないですか……。先にクリアされた方の感想で、「ヘクターがロザリーの事を 全然出さない」と言う意見がいくつか見受けられましたが、なるほど確かにそうだ。というか、予想以上 にロザリーの事口にしないよ……。

話を戻しますね。こうしてラルフがいなくなった後、ゼアドがでてきます。そして、アイザックが 「おそらく」向かった場所(廃城の最上階の隠された空間)を教えてくれます。ヘクターはそれに従い 廃城に行きかけるのですがそこで「サンジェルマンがゼアドによろしくと。それと、自分はもうこの件 からは身を引くと言ってた」と言うと、ゼアドは(ヘクターがあの結界のある部屋でサンジェルマンに 会っていた事と、彼が身を引いた事に)狼狽しだします。そして、ゼアドは「準備を急がねば」 と言いながら部屋を去って行きました。このゼアドの行動が気になりますが、とりあえず廃城に 向かいます。

ちなみに、アイオローン遺跡→廃城は、イベント後勝手に廃城に飛んでくれるのでかなり楽です。 ですが、やはり一応乗り込む前の準備等もある人もいるかと思うので、飛ばされた先にあるセーブ部屋で 念のためにメモリアルチケットを登録しておくのが良いかと思われます。……でないと、もし何らかの理由 でここを離れた時に後で戻るのは一寸しんどいです。アイオローン遺跡から戻るのも、バルジット山脈から戻るのも……。

さて、廃城の以前ボス部屋だった所に着くと、前は無かった隠し階段が出現してます。そこを上がった 先の部屋には、アイザックではなく何故かラルフが。ラルフも、ヘクターが来るのは予想外だったようで、 少し驚いてました。そして、ヘクターが「アイザックはここの隠された空間に行ったと聞いた」とラルフに言うと、 彼は「それはありえない」と否定してきます。なぜなら、その空間に行くには「ベルモンド一族の血」 が必要になるとかで。

……と、ここでラルフはいきなり焦りだします。ん?なんでそこで焦る?

あ、そういえばさっき戦った時にラルフはアイザックに少し斬られてましたね。で、その時武器に付着 した血液を使ってその空間に行っちゃった可能性があるから焦ってると言う訳か。……あの時、 ラルフが斬られた時の場面がやけに強調されてたから「何かあるの?」とは思ってたのですが。 そういう事だったんですね。

さて、どうしようかなと考えていると、ラルフは意外な行動にでてきます。なんとヘクターに 「俺と戦え」と言ってくるんです。これにはヘクターもびっくり。「一寸待て、俺とお前が戦う理由なんて無い」 とラルフに言うのですが、ラルフは聞きません。そのまま戦闘突入です。

ここでのラルフは、もの凄く強いです。本当に1回目と同じ人なの?って位強いです。(1回目は手を 抜いていたって事でしょうか?)私も2回やられました。しかも、2回目は持ってた回復アイテムを全部 消費したのに負けました。あの時は悔しかった。そこで「もしかしたら、斧系武器のザクナルじゃ無くて、 突剣系のコリシュマルドに変えたら違うかな?」と思い、武器を変更したら割と楽に勝ててしまいました。 ……このゲームって自分の得意な武器かそうじゃ無いかでかなり難易度が違うんですね……。 今まで分かってたつもりだったけど、ここで再認識。

さて、戦闘が終わるとラルフは「何故ヘクターに戦いを挑んだか」を話してくれます。なんでも、 「隠された空間」とやらには魔力を持ってる人でないと入れないそうです。なので、ヘクターがそこに 行ってちゃんとアイザックに勝てるのかどうか試した訳です。おいおい、そういう事なら先に言って くれよ……と思ったのですが、よく考えてみればそんな事したらヘクターがラルフを傷つけるのを ためらっちゃいそうだからダメか。

と言う訳で、その空間にヘクターを向かわせても大丈夫と判断したラルフは、自分の血を使って その空間への入り口を開いてくれます。この時、ヘクターは「そこはどんな所なんだ?」と 聞くのですが、ラルフは「聞くな。聞けば心が揺らぐ」といって教えてくれませんでした。 ……そんなにヤバいとこなんですか?つか、そういう風にはぐらかされる方が決心揺らぐんですけど。  一抹の不安を覚えつつも、ラルフの開いてくれた入り口を使って、次の場所である無間回廊に進む 事に。ちなみにラルフはお留守番です。