悪魔城ドラキュラ 闇の呪印感想no.1(改訂版)

まず、ゲームを始める前にセーブデータを区別するための名前を入力する事になります。が、暁月の円舞曲 や月下の夜想曲ならここでスタートボタンを押せば勝手に名前が入ったのですが(月下なら 「ALUCARD」、暁月なら「SOMA」と自動的に入力されます)今回の闇の呪印は、何も入力されません。 ……どういう訳か過去のシリーズに比べて不親切な仕様になってます。この時、私は「ヘクター」を ちゃんとした綴りで入れたかったのでかなり困りました。(正しい綴りが分かんなかったんですよ) 仕方ないので自分で調べて手入力する事に。

しかし、説明書を見てもヘクターの綴りが載ってない。公式サイトにもない。おいおい……それじゃ どうすりゃ良いんだ。仕方ないから「HEKUTA」って入れるかい?って、それじゃ「へく太」とも 読めちゃうじゃないか。犬の名前じゃないんだぞ?でも、ネットでシラミつぶしに探すのは正直めんどい。 仕方ない、格好悪いけどカタカナで入れるか……とか思ってたら、初回特典のコミックの中でアイザックが 靴の裏に「Hector」と彫り込んでいたのを思い出し、その綴りで入力させていただきました。

小島さん、あなたがアイザックの靴の裏にヘクターの綴りを入れてくれたおかげで、血眼になりながら 調べずにすみました。(号泣)本当に有り難うございます。

しかし、何で今回こんな仕様になっちゃったのかな?

さて、名前の事はここまでにして、ゲーム本編の感想を。ゲームを始めると、ヘクターが悪魔城跡に向かって駆けてきます。 それをアイザックがわざわざお出迎えしてくれます。で、「自分を倒したかったら悪魔精錬師の力を取り戻せ。 取り戻せなければ俺を倒す事は出来ないぞ」とか言って、いなくなってしまいます。

確かに、忌まわしい力だから使いたくないといってたら、それをバリバリ使って強力な悪魔をどんどん 作ってくるアイザックには到底勝てないでしょうね。「恋人を殺されたという憎しみ」だけで何とか なるってもんじゃないです。

とは言えど、悪魔を精錬する為に必要な魔力も、悪魔の元となる結晶も手元に無いので、とりあえず このエリア(廃墟)をうろうろしてみます。

で、動かしてみた感想ですが、カメラワークがちょっと思うようにいかない。なんというか常に視点が 近すぎるかんじ。私としては、もうちょっと引いた視点の方が全体を把握できるのでやりやすかったのですが。 あと、バックステップが2Dの悪魔城みたくLボタン一発で出来ないので、いざやろうとするとかなり戸惑います。 まあ、そのかわり2D版みたく出来る方向が後方のみではなく、前方とかにも出来るようになっているので 仕方ないかもしれません。これは慣れしかないかなー。あとは、特に困った所とかは無かったです。この時点では。

さて、そうやってうろうろしてると、悪魔精錬が出来る部屋につきました。そこには、アイザックが わざわざ妖精のイメージを石にして、ヘクターが悪魔精錬しやすいよう準備していてくれてました。うへい。 つか、ここまで親切にしなくってもと思うんですが……。魔力だけ用意して、「悪魔の元となる結晶は、 ダンジョンのどっかに置いとくから頑張って探せよー」みたいな。(あるいは何も用意しない)つか、 私ならそうするね。アイザックってほんと、律儀というか、変な所で親切というか……。(苦笑)

で、いろいろ引っかかるものは感じるものの、ここはありがたく利用させていただく事に。ここでやっと 妖精タイプのイノセントデビル(以下ID)が手に入ります。そして、精錬が終わるといきなり拍手の音が。

拍手の音がした方向を見ると、そこにはいかにもアヤシい禿のおっさんが。その男は自らをゼアドと名乗り ヘクターの悪魔精錬の様子をなぜか褒めてきます。そして、自分もアイザックが倒される事を願っているとか、 アイザックの居場所の事とか教えてくれます。なんというか、都合が良すぎる位いい人。

でもこの人絶対アヤシい。何考えてんのかわかんないし。絶対あとでころっと寝返るタイプだと思う。  まあ、現時点でそんな事考えててもしょうがないので、先に進む事にします。