キャッスルヴァニア 暁月の円舞曲
ゲームボーイアドバンス対応ソフト ※2007年2月14日改訂

これ自体は2003年発売でしたがそのときはまだGBAは持っておらず、 本体を買ってまでやりたいと思わなかったので、気にはなりつつも購入してなかったのですが、 2005年8月の終わりにこれの続編が出るという事を聞いたので、(この続編が出るって言うのが、 私にとっての購入動機になる事がよくあるんです。)思い切って買ってみました。ちなみに中古で購入です。 本当は新品が欲しかったけど、もう一般の店頭にはなかったので…。ちなみに、私はこのシリーズを遊ぶのはこの作品が初めてでした。 …いや、厳密に言えばFCの悪魔城伝説も少しかじってはいるんですが、序盤でやめちゃったので遊んでるとはいえないかなと…。

さて、肝心のプレイ感想なのですが、メインのアクション部分は思ってたよりもさくさく進めました。 私はアクション苦手なので、もしかしてどこかで詰まるかなーと思ったのですが…。 そうでもなかったですね。むしろ、あまりにさくさく進みすぎて拍子抜けしたほどです。 もうちょっと難しくてもよかったかなーって思うくらい。星のカービィ鏡の大迷宮の方が難しいです。 (って、カービィを比較対象にしてもいいものだろうか?)でも、面白いです。 このゲームの目玉システムであるタクティカルソウルの組み合わせによっていろいろな遊び方が出来ますし、 ソウルを収集するという楽しみもありますので、本格的に極めようと思えば、それなりに時間はかかりそうです。

ちなみに、特に遊び込まずにクリアするだけなら、多分終わるまでに7〜10時間くらいかと思います。 私はヘタレなので、13時間ほどかかりましたが。…いや、ゲームオーバーになってやり直した時間を考えると、合計で14時間くらいかな…。

ストーリーは、主人公の来須蒼真が幼なじみの白馬弥那と日食見ようと思って彼女の家の神社に行こうとしたら、 どういう訳かドラキュラ城に行っちゃって、そこでなんだかんだやってたら、 なんか自分がドラキュラの生まれ変わりだーって逝ってる言ってる電波入った宗教家と戦う事になるんですよ。 けど、ドラキュラの生まれ変わりはそいつではなく、蒼真自身だった…という話です。

ちなみに、この事はバッドエンド1ではさっぱり分からない仕様になってます。グッドかバッドエンド2(っていうか、 バッドエンド2はどちらかというと特殊ゲームオーバー的な感じが)でこの事実が分かります。まあ、 一番到達し易いバッドエンド1で分かっちゃうとつまんないしね。このあらすじからも読み取れると思いますが、 はっきり言ってそれほど複雑でも突飛なストーリでもないです。けど、変に捻ったストーリー作って自爆するよりずっとマシだと思います…。

余談ですが、この作品は悪魔城ドラキュラX月下の夜想曲やっておくともっと楽しめます。 それに出てきたアルカードが出てきてるんで。彼の過去を知ってるのといないのとでは、 多少面白さが違うと思います。

それにしても、来須蒼真ってどことなく威圧感があって近寄りがたいって設定があったから台詞とかも高圧的なのかなーって思ってたら、 なんかおもいきり普通でした。もしかして、見た目とか雰囲気で損しちゃうタイプなのかなー?彼って。だからどうしたって感じですが。