悪魔城ドラキュラ 蒼月の十字架感想no.1(改訂版)

  買って来ました。「悪魔城ドラキュラ蒼月の十字架」。イラストは、前作までの小島文美女史の絵ではなくばりばりのアニメ絵です。 うーん…やっぱしっくりこないなあ。なんつうかね、アニメ絵でも味のあるのならまだよかったんですよ。でも、なんというか、 このあまりに当たり障りの無い絵柄はどうにかならんかったのかと…。これだと、蒼真の髪が湿気で膨張してるのに、 何の処置も施してない様な感じなのがちょっと……。前作はあんなにサラッサラな感じだったのに…。話によると、 低年齢層にも手に取ってもらえるようにアニメ絵に変えたとの事ですが、多分子供は遊戯○カードに金つぎ込んでて悪魔城まで手がまw (ry それに、よく見ると推奨年齢が12歳以上になってますよこれ。つまり、これは小学生向けじゃないよーって言われちゃったわけで。 まあ、あの審査って強制するものではなく、参考としてのものだから気にしないで買っちゃっていいと思うけど。ちなみに、 小島女史を起用してた暁月は全年齢対象でした。なんかなあ。  

で、早速プレイしてみたのですが、まず最初に前作のあらすじが流れます。ここで、前作最大のネタの蒼真=ドラキュラ (いや、蒼真≒ドラキュラか)という事が分かってしまいます。蒼月→暁月の順でやろうかなって思ってた人にとっては楽しみがそがれる事になるかも。 で、次に町中での蒼真と弥那の会話が始まります。この会話も前作やってたほうが判りやすいと思います。にしても、 このゲームって前作やっているのが前提なとこが結構ありますね…。 こうして、弥那と色々会話していると、コスプレおばさんセリアという謎の女が出てきます。 しかも初対面なのにいきなり蒼真に死ねとか言ってきます。そしてスケルトンを召還してきます。 (おそらく)繁華街と思われる場所で。普通、こんな事したら警察出て来ないかしら?とか、 週刊誌に載っちゃったらどうしようとか考えそうなものですが、まあ、町中であんな「その服、 どこで買ったの?とでも聞きたくなるようなモンを着ている彼女ですから、スケルトンを出す事なんて、 彼女にとってはスーパーで茄子を買うのと同じくらいありふれた事なのでしょう。多分。  

しかし困った。何も武器になるようなものは持っておらず、支配の力(一年前ドラキュラ城で手に入れた力の事です) も使えない。さあ、どうしようかと思っていると、これまた唐突に有角幻也と言う男がでてきます。この人は、 前作でいろいろと蒼真に(弥那への伝言という形で)アドバイスをして来たり、終盤で蒼真の正体を教えてくれた人です。 つか、有角幻也てのは実は仮の姿で、本当はアルk…あ、その話はやめときます。気になった方は自分で検索してみて下さい。 なんか、これはここで言う事じゃないような気がするので。…にしても、どっから出て来たんだろ、この人も…。 つか、何でこんなタイミングよく出て来れんだよ?まあ、この人の場合はいつどっから出て来ても、 あまり不思議じゃ無い気もするけど。

で、蒼真に「お前も下がってろ」といって自分が戦おうとするのですが、 セリアに結界張られてしまい、有角自身は何もできなくなってしまいます。仕方ないので、 結界が完成する寸前に蒼真に「安物の、切れ味の悪い」ナイフを渡して蒼真自身に戦わせる事に。て、え?安物…?切れ味悪い…? こっちは命かかってる上に、支配の力も使えないのにこれで勝てと…?有角さん!?これって新手のイジメですか?(泣)と、 泣きたくなりそうですが、そんな事おかまい無しでスケルトン、アーマーナイト、ゴーレムと戦う事になります。 が、説明書ちゃんと読まずにやったのでちょっと大変でした。つか、ボタン設定が変わっているよ。やりづらいよ! 仕方ないので、キーコンフィグでボタン設定GBAと同じにしました。そしたらかなり楽になりました。

で、 モンスターを倒すと一年前の戦いの決着と同時に無くなったはずの支配の力が発現し、モンスターの魂を取り込んでいきます。 有角曰く、「無くなった訳でなく、蒼真が支配を望まなかったから戦いが終わると同時に魂が解放された。 支配する魂が無ければ力は使えない。だから力が使えなくなったように見えた」との事だそうで。 本体は有ってもソフトが無ければ動かないって言うのと同じですね。そして、いきなり現れたあのコスプレおば…じゃ無くてセリアは、 新興宗教の教祖で、何でも魔王を求めているそうです。しかし、その魔王の魂を持つ蒼真は今魔王ではない、それが気に入らない。 思い通りにならないならいっそ消してしまおう。そして、自分の手で新しい魔王を作ろう!との事らしいです。このおばさん、 服装も行動も凄くメーワクかつデンジャラスですね。ここまで言ったら、蒼真は「自分でケリを付ける」 とでも言うだろうと思ったのでしょうか?有角はこれ以上深入りしなくていい、後はこっちで何とかすると先に釘を刺してきます。 まあ無闇やたらに首突っ込んで、魔王に覚醒でもされたらたまったもんじゃないから、お前は家でおとなしくしてろって事ですね。

しかしその数日後、蒼真は教団の本拠地にいました。この19歳男子は、有角氏の忠告をちゃんと聞いてなかったのでしょうか? まあ、予想は出来た事ですが…。ちなみにハマーから情報もらって来た様です。ハマーって言うのは、 一年前のドラキュラ城で武器だの薬だのを売ってくれた人。その当時は軍人だったのですが、性に合わないとの事で退役、 商人に華麗なる(?)転職をしたそうです。てか、そんなにあっさり転職するなら、なんで34になるまで軍人やってたんだ? そこまで性に合わなかったなら、軍人なんてきつい仕事できないだろうに…。まあそれはともかく、 彼は蒼真がなんかやりそうだからそれを手助けしようとした…、というのもあったみたいですが、教団に来た目的の大半はヨーコ( この人も、前作で出て来た人です。昔ドラキュラを滅ぼしたヴェルナンデス家の末裔です。)の追っかけだったみたいです。 顔真っ赤にしてデレデレしてます。つか、そっちが本命ですね。間違いなく。そこですかさず蒼真がこの事は誰にも言ってないから、 ヨーコ来ないよというと、とたんにしょんぼりします。親切すぎるくらい分かりやすいです。うーん、 ハマーは今回アニメ絵になってよかったな。なんか、凄いはまってる。そんなこんなで蒼真は教団に乗り込んでいくわけです。

 とりあえず今回はここまでです。今回は、OP部分の紹介だけだったので操作した感想はあまり書けませんでしたが、 次からはそれらの感想ものせられるといいなと思います。